杉浦貴がプロレス・デビュー

 1995年のグレコローマン82kg級全日本全日本王者で、昨年プロレス入りした杉浦貴(ノア)が、プロ・デビューした。初戦は昨年12月23日で、1月6日には自衛隊の先輩でもある本田多聞を相手にシングル戦でもデビュー。全日本王者としての卓越した体力とレスリング・センスで早くも期待を持たせるファイトを展開している。

 同選手はシドニー五輪を逃したあとの昨年4月、妻子持ちの30歳にもかかわらず夢だったプロレスへ挑戦するため全日本プロレス入り。練習生としてデビューを待っていいた。6月に同プロが分裂し、三沢光晴(栃木・足利工大付高レスリング部OB)についてノアへ移籍。デビューを迎えた。今後の活躍が期待できる。

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