永田克彦が「闘魂クラブ」入り

 シドニー五輪グレコローマン69kg級銀メダリストの永田克彦選手(27)が20日、所属していた警視庁を退職し、兄・裕志選手の所属する新日本プロレス「闘魂クラブ」入りした。アマレスに専念してアテネ五輪を目指す。

同日、新日本事務所で会見した永田は「警視庁では海外遠征や長期の合宿など限界がある。闘魂クラブという最高の環境に身を置き、アテネ五輪で金メダルを目指したい」と豊富を語った(写真は藤波辰爾社長=左=、木村健吾スカウト部長に囲まれる永田)。

 「闘魂クラブ」は新日本プロレスが1991年に創設したアマレス選手養成所で、現在プロレスラーとして活躍している中西学、藤田和之、石沢常光らが在籍。中西がバルセロナ五輪に出場した。永田も将来は兄と同じようにプロ入りをもうわさされるが、「今は五輪のことしか頭にない。将来の青写真は未定」とまずはアマレス専念を強調。兄も「とりあえず3年間はアマに集中させてやりたい」と金メダル獲得への全面支援を約束した。



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