C・ノードハゲン(カナダ)が68kg級で優勝

 カナダ選手権は5月4〜5日、バーナビーで行われ、昨年の女子75kg級世界チャンピオンのクリスチン・ノードハゲンが68kg級に出場し、決勝で昨年世界6位の選手をテクニカルフォールに下して優勝。9月にニューヨークで行われる世界女子選手権も同級での出場が予想されることになった。

 ノードハゲンは98年までに68kg級などで4度世界一に輝いたあと、99年に75kg級に挑戦。同級で3年連続優勝を目指す浜口京子(浜口ジム)と世界チャンピオン同士の戦いを演じ、敗れた。しかし昨年は浜口にリベンジして世界一へ。両者が世界一に輝いたあとの対戦成績は1勝1敗であり、今秋に真の“世界一決定戦”といえる決着戦が期待されていた。

 ノードハゲン不在によって浜口の世界一奪還の可能性は高まるが、浜口の目標が消えてしまったことは確かだ。


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