84年ロス五輪代表の長内清一さんが事故死


 1984年ロサンゼルス五輪のグレコローマン62kg級代表選手で、盛岡大短期大学部助教授の長内清一さん(47)が9月26日午前10時15分ころ、同県滝沢村の別荘で死亡しているのが発見された。室内には練炭コンロを使った跡があり、盛岡西署は一酸化炭素中毒とみて調べている。死亡日時は24日とみられている。

 長内さんは、岩手県出身で青森・光星学院高からレスリングを始め、日体大時代に全日本王者へ。1980年モスクワ五輪グレコ57kg級で幻の代表に終わったあと、ロス五輪同62kg級に出場し8位に入賞。86年のアジア大会同級では金メダルを獲得した。

 90年から同大学で教べんをとり、レスリングの指導にあたっていた。


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