坂本日登美が決勝進出、浜口京子は不覚…世界選手権最終日(午前)


 フリースタイルと女子の世界選手権最終日は11月25日、ブルガリア・ソフィアで各階級の準決勝までが行われ、坂本日登美(中京女大)がカオ・ヤンチ(中国)を破って決勝進出を決めた。しかし75`級の浜口京子(浜口ジム)は、ビトコウスカ・エディタ(ポーランド)に逆転負けし3位決定戦にまわることになった。

 このセッションの日本選手の成績は下記の通り。


 【女子51kg級】坂本日登美(中京女大)=18選手出場

準決勝 ○6−1]Gao Yanzhi(中国)

 【経過】ローシングルで1ポイントを先制した坂本。その後もタックルや回り込むなどしてポイントを重ね3−0。第2ピリオドもタックルで攻め6−0とした。最後に1ポイントをやったが、着実なゴービハインドへの攻撃力がまさって白星につなげた。

 
※坂本は決勝進出


 【女子75kg級】浜口京子(浜口ジム)=13選手出場

準決勝 ●[1−3]Witkowska Edyta(ポーランド)

 
 【経過】お互いに探り合ったあと、浜口が場外際でバック取って1点を先制した。第2ピリオドは、お互いに1度ずつのパッシブを取るが、ともに後が続かない。お互いに攻撃できないと判断され、エディタの取られた2度目のパッシブでは、コンタクト・ポジション(クリンチ)が言い渡された。コイントスに負けて不利な体勢を余儀なくされた濱口は、見事な首投げを受けて3失点。残り23秒では、逆転できなかった。






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