坂本日登美がV2、浜口京子は4位…世界選手権最終日(午後)


 フリースタイルと女子の世界選手権最終日は11月25日、ブルガリア・ソフィアで各階級の決勝などが行われ、51kg級の坂本日登美(中京女大)が日系のステファニー・ムラタ(米国)を4分59秒、危なげないテクニカルフォールでで下し、昨年に続いて2年連続優勝を遂げた。

 3位決定戦にまわった75`級の浜口京子(浜口ジム)は、ニナ・イングリッシュ(ドイツ)の首投げにフォール負け。メダルを逃した。

 このセッションの日本選手の成績は下記の通り。


 【女子51kg級】坂本日登美(中京女大)=18選手出場

決 勝 ○[Tフォール、4:59=12-1]Stephanie Murata(米国)
 【経過】坂本がタックルで1点うぃ先制。さらに1点を加え、スタンドでもつれたあと一気にニアフォールを奪って4−0。がぶられてバックを取られたが、ローシングルで反撃して5−1。第2ピリオドも低い片足タックルで積極的な攻撃をしかけ、10−1のあと、タックルを決めてそのままフォール。1点は取られたものの、危ないところがまったくない快勝だった。


 【女子75kg級】浜口京子(浜口ジム)=13選手出場

3位決定戦 ●[フォール、3:14=0-4]Nina Englisch(ドイツ)
 【経過】がぶりから引き落としを狙う浜口だが、ポイントを奪うには至らない。イングリッシュも攻撃の決定力を欠き、0−0で第2ピリオドへ。コンタクト・ルールで再開し、イングリッシュの首投げがきれいに決まり、浜口はそのままフォール負けした。



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