山本聖子がV2で天皇杯獲得…天皇杯全日本選手権



　天皇杯全日本選手権最終日は12月23日、３スタイル22階級の決勝が行われ、女子56kg級の世界チャンピオンの山本聖子（日大）が２年連続２度目の優勝を遂げ、天皇杯を獲得した。男女同時開催は昨年からスタートし、２年目で女子が獲得した。

　最優秀選手はフリースタイルが69kg級の宮田和幸（日大）、グレコローマンが58kg級の笹本睦（綜合警備保障）、女子が75kg級の浜口京子（浜口ジム）。

　各階級の決勝成績は下記の通り。

　◎フリースタイル

【54kg級】
松永共広（日体大）○[3-0=7:06]●長尾勇気（日体大助手）

※松永は初優勝

【58kg級】
平井進悟（綜合警備保障）○[６−２]●増田荘史（香川・高瀬高教）

　※平井は初優勝

【63kg級】
金渕清文（国士大助手）○[４−１]●池松和彦（日体大）

　※金渕は２年連続２度目の優勝

【69kg級】
宮田和幸（クリナップ）○[4-1=7:51]●天谷満博（茨城・土浦日大高教）

　 　※宮田は初優勝（通算２度目）

【76kg級】
小幡邦彦（山梨学院大）○[５−３]●小柴健二（佐賀・鹿島実高）

　※小幡は３年連続３度目の優勝

【85kg級】
川合達夫（群馬・板倉高教）○[Ｔフォール、2:04=10-0]●仙波勝敏（立命館大）

　※川合は６年連続６度目の優勝（通算７度目）

【97kg級】
中尾芳広（エスピーネットワーク）○[３−１]●浜中和宏（高田道場）

　 ※中尾は初優勝

【130kg級】
田中章仁（専大）○[フォール、1:00=2-4]●藤田尚志（山梨学院大）

　※田中は初優勝

　◎グレコローマン

【54kg級】
村田知也（滋賀・日野ク）○[2-1=9:00]●安原隆（自衛隊）

　※村田は２年連続２度目の優勝

【58kg級】
笹本睦（綜合警備保障）○[Ｔフォール、1:51=11-0]●工藤健太（青山学院大）

　※笹本は２年連続２度目の優勝

【63kg級】
飯室雅規（自衛隊）○[４−０]●平井満生（綜合警備保障）

　※飯室は２年連続２度目の優勝

【69kg級】
永田克彦（新日本プロレス職）○[３−０]●大井将憲（自衛隊）

　※永田は５年連続５度目の優勝

【76kg級】
菅太一（日大）○[2-0=9:00]●斉藤柔（自衛隊）

　※菅は２年連続２度目の優勝

【85kg級】
松本慎吾（一宮運輸）○[Ｔフォール、4:58=10-0]●木下英規（練馬駐屯地）

　※松本は３年連続３度目の優勝

【97kg級】
森角裕介（日体大）○[４−０]●太田浩史（青学大職）

　※森角は２年連続２度目の優勝

【130kg級】
鈴木克彰（警視庁）○[3-2=6:26]●瀬川浩寿（警視庁）

　※鈴木は２年連続２度目の優勝

　◎女子

【46kg級】
吉村祥子（ＴＢＣ）○[負傷棄権、2:32=8-0]●野口美香（中京女大）

　※吉村は初優勝（通算８度目の優勝）

【51kg級】
服部担子（中京女大）○[５−０]●赤坂幸子（福岡・三井高）

　※服部は初優勝

【56kg級】
山本聖子（日大）○[5-0=6:12]●清水真理子（群馬県協会）

　※山本は２年連続２度目の優勝

【62kg級】
岩間怜那（中京女大）○[フォール、3:28=5-0]●鈴木亜里（ジャパンビバレッジ）

　※岩間は３年連続３度目の優勝

【68kg級（４者リーグ３回戦）】
斉藤紀江（ジャパンビバレッジ）○[４−２]●坂本襟（中京女大）

　※斉藤は初優勝（通算２度目）

【75kg級（５者リーグ４回戦）】
浜口京子（浜口ジム）○[フォール、1:32=7-0]●村島文子（中京女大）

　※浜口は５年連続５度目の優勝（通算６度目）