笹本睦が２連勝でMVP…明治乳業杯全日本選抜選手権
明治乳業杯全日本選抜選手権最終日は６月14日、東京・代々木第二体育館で３位決定戦と決勝が行われ、昨年世界７位のグレコローマン60kg級の笹本睦（綜合警備保障）が決勝で富谷光雄（自衛隊）を下し、２年連続優勝を達成。明治乳業カップ（ＭＶＰ）を獲得した。
フリースタイル84kg級では、川合達夫（群馬・板倉高教）が仙波勝敏（立命館大）に延長で敗れ２位に終わった。川合が日本選手に敗れたのは、1994年全日本選手権82kg級の横山秀和以来７年半ぶり。
優秀選手はフリーが55kg級の田南部力、グレコは84kg級の松本慎吾。大会終了後、昨年の全日本王者や敗れた階級で世界選手権・アジア大会の日本代表を決めるためのプレーオフが行われた。
最終日の成績は下記の通り。
◎フリースタイル
【55kg級】
▼３位決定戦
松永共広（日体大）○[７−０]●齊藤将士（日大）
▼決勝
田南部力（警視庁）○[５−０]●平井進悟（綜合警備保障）
※田南部は３年ぶり３度目の優勝
【60kg級】
▼３位決定戦
山縣健二（岡山県協会）○[７−０]●若山真毅（日体大）
▼決勝
太田亮介（警視庁）○[７−２]●井上謙二（自衛隊）
※太田は初優勝
【66k級】
▼３位決定戦
山本英典（自衛隊）○[４−１]●筧田幸宏（国士大助）
▼決勝
池松和彦（日体大）○[３−０]●金渕清文（国士大助）
※池松は２年連続２度目の優勝
【74kg級】
▼３位決定戦
高橋龍太（拓大）○[1-1=9:00]●長島和幸（早大）
▼決勝
小幡邦彦（山梨学大）○[７−４]●工藤祐士（東和タクシー）
※小幡は２年連続２度目の優勝
【84kg級】
▼３位決定戦
横山武典（岡山県協会）○[フォール、1:06=3-0]●浜中和宏（高田道場）
▼決勝
仙波勝敏（立命館大）○[4-3=6:29]●川合達夫（板倉高教）
※仙波は初優勝
【96kg級】
▼３位決定戦
花田眞秀（和歌山県教育庁）○[Ｔフォール、1:49=10-0]●森山政秀（日体大）
▼決勝
中尾芳広（エス・ピー・ネットワーク）○[４−０]●小平清貴（警視庁）
※中尾は初優勝
【120kg級】
▼３位決定戦
諏訪間幸平（クリナップ）○[７−２]●金親幸嗣（中大）
▼決勝
田中章仁（専大）○[９−４]●藤田尚志（山梨学大ＯＢ）
※田中は初優勝
◎グレコローマン
【55kg級】
▼３位決定戦
豊田雅俊（警視庁）○[Ｔフォール、3:56=12-0]●大津卓睦（中大）
▼決勝
安原隆（自衛隊）○[4-0=6:38]●村田知也（日野ク）
※安原は初優勝
【60kg級】
▼３位決定戦
柳川育廣（日体大）○[３−２]●工藤健太（青学大）
▼決勝
笹本睦（綜合警備保障）○[７−０]●富谷光雄（自衛隊）
※笹本は２年連続２度目の優勝
【66kg級】
▼３位決定戦
大井将憲（自衛隊）○[3-2=8:59]●池畑耕造（自衛隊）
▼決勝
飯室雅規（自衛隊）○[2-1=9:00]●平井満生（綜合警備保障）
※飯室は３年ぶり２度目の優勝
【74kg級】
▼３位決定戦
加納篤（恵峰学園教）○[３−１]●斉藤柔（自衛隊）
▼決勝
永田克彦（新日本プロレス職）○[４−０]●菅太一（警視庁）
※永田は２年連続５度目の優勝
【84kg級】
▼３位決定戦
太田充洋（日本文理大教）○[Ｔフォール、1:37=11-0]●下和田佳男（拓大）
▼決勝
松本慎吾（一宮運輸）○[フォール、1:51=9-0]●木下英規（練馬駐屯地）
※松本は３年連続３度目の優勝
【96kg級】
▼３位決定戦
森角裕介（新日本プロレス職）○[４−０]●谷口周平（自衛隊）
▼決勝
加藤賢三（大東大）○[4-1=6:25]●太田宣明（自衛隊）
※加藤は初優勝
【120kg級】
▼３位決定戦
伏平学（三浦自動車）○[３−１]●荻田貴士（日体大）
▼決勝
瀬川浩寿（警視庁）○[４−０]●室谷正憲（和歌山県立武道館）
※瀬川は初優勝
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