組み合わせ抽選を終えて…女子代表選手の話



 世界選手権の組み合わせが決まり、出場する女子選手のコメントは下記の通り。(男子は時間的な問題により、取材できませんでしたので、女子のみの掲載とします)


 48kg級:坂本真喜子「初出場ですし、誰とやっても同じです。会場は広くて大きく、緊張しそうです。でもマットが5面もあるので、2面でやる時より注目が分散するから、かえってやりやすいかも」

 
51kg級:伊調千春「減量の最後がきつかったですけど、いつものこと。普段通りということです。でも、50.6kgで、ちょっと損しましたね。あしたから、いよいよ試合ですね。最初からとばしていきます」

 
55kg級:吉田沙保里「一番選手の多い階級で、31選手も出るんですよ。でも試合数がそんなに変わるわけじゃないし、何人いても同じです。全力で勝つだけ。大きな会場なので、セコンドの声が聞こえるかとか心配ですけど、聞こえなくても自分のレスリングをやるだけ。ムードに飲み込まれないようにしたい」

 
59kg級:山本聖子「選手が少ないことも、組み合わせも関係ありません。勝つだけ。久しぶりに世界選手権の場に来て、ホッとするというか、わくわくします。この広い会場で、最終日にガッツポーズをする自分を想像しています」

 
63kg級:伊調馨「計量の時に、顔なじみの選手、新しい選手とかいて、楽しみな気持ちになってきました。世界チャンピオンになっているので、去年より緊張しているかな。67kgで世界チャンピオンになったフランス選手が降りてきて、エッと思いました。初戦は試合がないので、じっくり見させてもらいます」

 
67kg級:斉藤紀江「まずアメリカ戦です。地元の声援がすごいかもしれないので、雰囲気に飲み込まれないようにしたい。ちゅうちょせずに技を仕掛け、足をつかって積極的に攻めて行きたい」

 
72kg級・浜口京子「対戦相手が決まって燃えています。あす、ずべてを爆発させます。いま、導火線に火がついて、火が爆弾に向かっているところ。神取忍さん(女子プロレスラー)も来てくれ、心強い味方です。米国の応援はすごいと思いますが、日本から来てくれた人たちの気持ちは、そんなものには負けません。数は少なくても、とても心強いです」




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