女子全日本チームが渡米



 9月12〜14日にニューヨークで行われる世界選手権に出場する女子の全日本チームが9月3日、成田空港から米国デトロイトへ向けて出発した。フィラデルフィアへ入り、そこで直前合宿し、10日にニューヨークへ入る。

 5度目の世界一を目指す72kg級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、水泳、体操、陸上などで日本選手が活躍していることに刺激されており、「日本人として、何も恐れずに世界で戦いたい」と力強く宣言。59kg級に出場して4度目の世界一を狙う山本聖子(同=
写真右)も、本来の階級より1階級上の出場となるが、「不安はありません。誰が相手でも勝ちます」と自信を見せた。鈴木光監督は「全階級制覇は決して不可能じゃない」と話し、チームの勝利を確約した。

 
空港へは、アテネ五輪で金メダルが期待される種目ということで、テレビクルーを含めて10社以上のメディアが訪れ、これまでにない光景が展開された。米国の自宅へ戻るアントニオ猪木も同時刻に空港を訪れ、かつてのライバル、アニマル浜口さんの長女と遭遇。激励し、ツーショットにおさまるシーンもあった。




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