フリースタイル全日本チームが帰国



 ロシア・カリニングラードに遠征していたフリースタイル全日本チームが7月8日、帰国した。同地でのベログラゾフ国際大会に出場し、55kg級の田南部力(警視庁)が優勝、66kg級の池松和彦(日体大助手)と84kg級の横山秀和(秋田・秋田商高教)が2位という好成績を残していた。
(写真は、左から池松、田南部、横山)

 なお、フリー・チームはこのあとは国内で練習し、9月の世界選手権(米国ニューヨーク)へ臨む。(取材・写真/横森綾)


 55kg級・田南部力選手の話「55kg級はレベルが高くて、しかも自分のブロックには強い選手が固まっていて参りました。レザイ(イラン)はアジア3位だし、準決勝は一昨年の欧州王者。疲れました。狙っていたわけではないけど、2年連続で優勝できたのはうれしい」

 
66kg級・池松和彦選手の話「あっち(決勝の対戦相手=アブディラホマノフ)は、四つ組みに自信をもっているようでした。3点目を取りに来る感じではなくて、延長を狙っていましたね。地元びいきの審判という面もありますが、四つ組みにならない試合をしないと。優勝したかったですね。そんなにレベルが高いとは感じませんでした。世界選手権で勝たないと意味がないのですから、当たり前に勝つくらいにならないといけないですね」



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