米国3スタイルの世界選手権代表決まる



 米国の3スタイル世界選手権代表決定戦(チームトライアル)が6月21〜22日、インディアナポリスで行われ、グレコローマン120kg級でシドニー五輪金メダリストのルロン・ガードナーが昨年の世界王者のドレミエル・ベイヤーを破って2年ぶりに世界選手権のキップを獲得するなど、20階級で代表が決まった。

 米国は昨年、グレコローマンでベイヤーが金メダルを獲得。女子では55kg級のティナ・ジョージが銀メダル(決勝で吉田沙保里に負け)、67kg級でクリスティ・マラノが銅メダルを獲得している。マラノは代表落ち。フリースタイルは治安上の問題から世界選手権には参加しておらず、2年ぶりの参加になる。

 男子は全階級で8月2〜8日のパンアメリカン大会(ドミニカ共和国)の代表にも選ばれた。女子は五輪実施階級(48、55、63、72kg級)の優勝者のみがパンアメリカン大会の代表となり、他の階級は前記4階級の2、3位の選手とプレーオフを実施して代表を決める。

 各階級の米国代表は下記の通り。


 【フリースタイル】

 ▼55kg級 Stephan Abas、▼60kg級 Eric Guerrero、▼66kg級 Jamill Kelly、▼74kg級 Joe Williamas、▼84kg級 Cael Sanderson、▼96kg級=未定(全米王者が負傷のため)、▼120kg級 Kerry McCoy

 【グレコローマン】

 ▼55kg級 Brandon Paulson、▼60kg級 Jim Gruenwald、▼66kg級 Kevin Bracken、▼74kg級 T.C. Dantzler、▼84kg級 Brad Vering、▼96kg級 Garrett Lowney、▼120kg級 Rulon Gardner

 【女 子】

 ▼48kg級 Patricia Miranda、▼51kg級 Jenny Wong、▼55kg級 Tina Gerrge、▼59kg級 Erin Tomeo、▼63kg級 Sara McMann、▼67kg級 Katie Downing、▼72kg級 Toccara Montgomery



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