「気合だー!」がユーキャン流行語大賞トップテンへ




 2004年の世相を反映した言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識 2004ユーキャン流行語大賞」が12月1日、発表され、アテネ五輪銅メダリストの浜口京子選手(ジャパンビバレッジ)を支え続けてきた父・アニマル浜口氏の「気合だー!」が、トップテンに選ばれ表彰された
(写真右)

 本年度はインターネットの投票をもとに、『現代用語の基礎知識』編集部の調査で60語を選出。選考委員会(委員長=藤本義一、神谷裕司、やくみつる、俵万智、長沖竜二)がそのなかから10語を選び決定した。大賞は「チョー気持ちいい」(北島康介)。そのほか「サプライズ」(武部勤)、「自己責任」、「新規参入」(堀江貴文)、「セカチュー」(片山恭一)、「中二階」(山本一太)、「って言うじゃない・・・残念!!・・・○○斬り!」(波田陽区)、「負け犬」(酒井順子)、「冬ソナ」(萩原聖人・田中美里)。
また、浜口京子選手の「私の人生の中では金メダル以上の経験」も感動に残る言葉として、アニマル浜口氏ととともに表彰された。

『現代用語の基礎知識』での解説「ボディビルのポーズで前傾姿勢になり、一生懸命の感じで顔をクシャクシャにして“気合だー!”と心の底から叫ぶ・・・」


 アニマル浜口氏の話「家族が夢に向かって力を合わせればスーパーパワーが出るということ。これからも家族で困難を乗り越えたい。今年も残りわずかとなりましたが、みなさんも“気合だー!”でがんばってください。来年は、“燃えてるか!”で連続受賞を狙います」

 
浜口京子選手の話「アテネで力いっぱい戦って、自然と出た言葉でこのような賞をいただき感激しています。本当にありがとうございました。これからも精一杯がんばっていきますので、応援よろしくお願いします」

(文・撮影=宮崎俊哉)




《前ページへ戻る》