富山英明強化体制継続で2008年北京五輪へ



 日本協会は11月18日、東京・駒沢体育館で理事会を開き、富山英明強化委員長の留任ほか、2008年北京五輪までの強化体制を決めた。従来は、日本協会に強化委員長がいたほか、全日本女子連盟にも強化委員長(日本協会・強化副委員長)がいたが、今後は強化体制を完全一本化。富山英明強化委員長のもと、男子フリースタイル、男子グレコローマン、女子にヘッドコーチを置いて強化にあたる。

 日本協会の強化委員長は、1979年まで笹原正三氏(日本協会前会長)が長く務めたあと、2〜6年で交代。1988年ソウル五輪後は4年周期で交代してきた。今回は、アテネ五輪の好成績を引き継いで北京五輪へ臨むため、富山体制を継続し基盤の構築をはかることになった。

 各部のヘッドコーチとコーチ、歴代強化委員長は下記の通り。


◎日本協会・強化スタッフ

 【強化委員長】富山英明(日大教)、【強化副委員長】土方政和(警視庁)

 
【男子フリースタイル】▼ヘッドコーチ 佐藤満(専大教)、▼コーチ 和田貴広(日本協会専任コーチ)、赤石光生(ジャパンビバレッジ)、和久井始(自衛隊)、小幡弘之(警視庁)、安達巧(日体大職)

 
【男子グレコローマン】▼ヘッドコーチ 伊藤広道(自衛隊)、▼コーチ 久木留毅(JISS)、嘉戸洋(日本協会コーチ)、元木康年(自衛隊)

 
【女子】▼ヘッドコーチ 栄和人(中京女大職)、▼コーチ 金浜良(ジャパンビバレッジ)、木名瀬重夫(日本協会専任コーチ)、藤川健治(自衛隊)、成富利弘(東京・安倍学院高教)、花原大介(警視庁)


◎日本協会・歴代強化委員長

     〜1978年 笹原 正三
1979年〜1984年 笹渕 五夫
1985年〜1986年 福田 富昭
1987年〜1988年 花原  勉
1989年〜1992年 平山 紘一郎
1993年〜(途中) 藤本 英男
1993年(途中)〜1996年 下田 正二郎
1997年〜2000年 高田 裕司
2001年〜 富山 英明


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