女子ワールドカップ代表選手が決意表明


  


 10月8〜9日に東京・駒沢体育館で行われる第4回女子ワールドカップの出場選手による記者会見が9月30日、東京・明治記念館で行われ、各階級の代表選手が決意を話した。

 鈴木光監督が「第1、2回大会に勝ったものの、昨年は2位に終わった。雪辱を果たしたい。アテネ・オリンピックの感動をもう一度皆様にお伝えしたい」と、勝利への意気込みを話したあと、各選手が一人ずつ大会に向けての抱負などを話した。

 なお、日本テレビによる放映時間(関東ローカルのみ)が、初日は8日の深夜27時53分からだったのが、深夜26時53分(9日午前2時53分)からに変更となった。最終日の中継は、9日午後7時から8時54分まで、全国28局ネットで生中継を交えて放映される。


 48kg級:伊調千春「アテネから日本へ帰ってから、たくさんの人から『おめでとう』『ありがとう』と言われ、メダルを取ったことを実感した。去年のワールドカップは準優勝で悔しい思いをしたので、ことしは全勝で優勝したい:

 
48kg級:坂本真喜子「チームの足を引っ張らないよう荷、出る試合は全力で戦いたい。優勝したい」

 
51kg級:坂本日登美「全日本チームの一員として試合に出るのは約3年ぶり。大会を楽しみにしています。出る試合は全部勝ってこれからに続けたい」

 
51kg級:服部担子「自分の出る試合はずべて勝って、みんなで団体優勝を勝ち取りたい」

 
55kg級:吉田沙保里「オリンピックは小さな頃からの夢。今、夢がかなったという気持ちです。負けることは考えていません。外国選手に74連勝中なので、このまま無敗で連覇を伸ばしたい。ワールドカップでは団体優勝したい」

 
55kg級:松川知華子「試合では全力で戦い、責任をもって臨みたい。団体優勝したい」

 
59kg級:山本聖子「1試合1試合集中し、全力で勝ちにいきたい。みんな一緒に金メダルを首からかけたい」

 
59kg級:岩間怜那「チームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います」

 
63kg級:伊調馨「アテネではご飯がおいしくなく、体重が落ちてしまった。帰国して体重調整はうまくいっています。」今回は皆さんの力を借りて団体優勝を目指したい」

 
63kg級:中西はつみ「全日本チームに入ったのは初めて。光栄です。試合では自分のもっているものをすべて出したい」

 
67kg級:斉藤紀江「去年はアメリカに負けて悔しい思いをした。ことしは選手全員が力を合わせて優勝を目指して頑張りたい」

 
67kg級:坂本襟「自分の出る試合は全力を尽くしたい。みんなで力を合わせて優勝目指したい」

 
72kg級:浜口京子「先生方、先輩方、応援していただいている方のおかげで、私たちの試合がゴールデンタイムで放映されるわけで、とても感謝します。去年は銀メダルを首からかけて悔し涙で終わりました。ことしは表彰台の一番高いところで、金メダルを首からかけて、うれし涙で終われればいいな、と思っています」

 
72kg級:村島文子「初めてのワールドカップですが、小さくならずどんどん前に出て戦いたい。みんなで力を合わせて戦います」




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