斎川哲克（日体大）がグレコ８年ぶりの１年生王者へ…全日本学生選手権第２日




　全日本学生選手権第２日はは９月18日、福岡・アクシオン福岡で男子グレコローマンと女子の決勝までが行われ、84kg級で斎川哲克（日体大＝栃木・足利工高出身）が勝ち、１年生で学生王者に輝いた。

　昨年も磯川孝生（拓大）がフリースタイル84kg級で１年生王者に輝いており、これまで13人が１年生で優勝しているが、グレコローマンに限ると、1996年の村田知也（日体大）以来、８年ぶりの快挙となる。

　74kg級は、昨年の全日本大学グレコローマン選手権で１年生王者に輝いた鶴巻宰（国士大）が勝ち、昨年の大会では３位以内に１選手もいなかった国士大に優勝をもたらした。

　女子は、アテネ五輪金メダルの吉田沙保里（中京女大）が55kg級で優勝。48kg級は、アテネ五輪代表をあと一歩で逃した坂本真喜子（中京女大）が勝った。

　試合の全成績（ｐｄｆファイル）、および３位以内の選手は下記の通り。

　◎男子グレコローマン

　【55kg級】

　▼決勝
和田宗法（日体大）○[判定]●松本隆太郎（日体大）

　[3]薮内正則（日体大）、守随俊暁（神奈川大）

　【60kg級】

　▼決勝
福間道元（日体大）○[判定]●川向寛（拓大）

　[3]北岡秀王（日体大）、高田丈裕（日体大）

　【66kg級】

　▼決勝
江藤紀友（拓大）○[フォール、1:58]●小林威仁（早大）

　[3]藤山慎平（日体大）、藤本浩平（拓大）

　【74kg級】

　▼決勝
鶴巻宰（国士大）○[判定＝延長6:30]●後藤秀樹（日体大）

　[3]吉田毅（日体大）、金森道（国士大）

　【84kg級】

　▼決勝
斎川哲勝（日体大）○[判定]●下和田佳男（拓大）

　[3]増田和広（神奈川大）、松永修司（日体大）

　【96kg級】

　▼決勝
田中章仁（専大）○[判定]●轡田健祐（群馬大）

　[3]前島信彦（拓大）、山口竜志（拓大）

　【120kg級】

　▼決勝
杉浦一生（山梨学院大）○[判定]●後藤志勝（日体大）

　[3]丸山秀樹（東農大）、社藤哲也（日体大）

　《個人賞》▼最優秀選手賞 江藤紀友（拓大）、▼最短フォール賞　和田宗法（日体大）　０分10秒、▼最多フォール賞　高田丈祐（日体大）　３フォール勝ち、

　◎女　子

※女子は３位決定戦実施につき、３位は１選手

　【48kg級】

　▼決勝
坂本真喜子（中京女大）○[フォール、1:10]●船津友里（東洋大）

　[3]世良桃子（福岡大）

　【51kg級】

　▼決勝
甲斐友梨（中京女大）○[判定]●服部担子（中京女大）

　[3]栄友菜（中京女大）

　【55kg級】

　▼決勝
吉田沙保里（中京女大）○[Ｔフォール、2:53]●松川知華子（日大）

　[3]関根ゆう（大東文化大）

　【59kg級】

　▼決勝
大島貴子（福岡大）○[]●立本小百合（中京女大）

　※出場２選手

　【63kg級】

　▼決勝
島田佳代子（日大）○[判定]●石井千恵（中京女大）

　※出場２選手（エントリーは３選手）

　【67kg級】

　▼決勝
新海真美（中京女大）○[判定]●塚本真紀（中京女大）

　[3]松川絵理香（日大）

　【72kg級】

　※村島文子（中京女大）のみの出場

　《個人賞》▼最優秀選手賞　吉田沙保里（中京女大）、▼最短フォール賞　池田弘美（青山学院大）　１分５秒、▼最多フォール賞　坂本真喜子（中京女大）　２フォール勝ち、

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