高田裕司専務理事が国際レスリング連盟(FILA)殿堂入り




 国際レスリング連盟(FILA)は6月22日付で、日本協会の高田裕司専務理事(山梨学院大教)の殿堂入りを発表した。アテネ五輪の最中の8月20日に行なわれるFILA総会のあとのパーティーで表彰され、米国オクラホマ州スティルウォーターにある殿堂にメダルなどが展示される。

 FILA殿堂は、昨年1月に創設され、まず世界の歴代トップレスラー10人が選ばれた。今回、2004年選出選手として、モントリオール五輪フリースタイル52kg級金メダリストで、ほかに世界選手権を4度制した高田専務理事が選ばれた。日本選手は初。

 殿堂入りしている選手は下記の通り。

 【グレコローマン】

 ★アレクサンダー・カレリン(ロシア)  五輪3度、世界選手権9度優勝

 ★イムレ・ポリヤク(ハンガリー)  五輪1度、世界選手権3度優勝

 ★アレクサンダー・トモフ(ブルガリア) 世界選手権5度優勝(五輪3度銀メダル)

 ★カール・ウェステルグレン(スウェーデン)  五輪3度、世界選手権1度優勝

 【フリースタイル】

 ★アレクサンダー・メドベジ(ソ連=現ベラルシア)  五輪3度、世界選手権7度優勝

 ★アルセン・ファザエフ(ソ連=現ロシア)  五輪2度、世界選手権7度優勝

 ★バレンチン・ヨルダノフ(ブルガリア)  五輪1度、世界選手権7度世界選手権

 ★ブルース・バウムガードナー(米国)  五輪2度、世界選手権3度優勝

 ★ジョン・スミス(米国)  五輪2度、世界選手権4度優勝

 
【その他】

 ★ミラン・エルセガン(ユーゴ) 1972〜2002FILA会長



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