松本慎吾(一宮運輸)準決勝進出ならず…ハンガリーグランプリ




 欧州遠征中のグレコローマンの五輪代表を中心としたチームは6月26日、ハンガリーのソンバセリーで「ハンガリーグランプリ」に出場。他力で準決勝進出の望みがあった84kg級の松本慎吾(一宮運輸)は3回戦に勝ったものの、準決勝進出はならなかった。

 日本選手は74kg級の永田克彦(新日本プロレス職)のみが27日の準決勝へ進む。

(レポート=ウィリアム・メイ)


 【84kg級】松本慎吾(一宮運輸)   13選手出場

予選1回戦 ○[4-2=6:29] S. Bardosi (ハンガリー)
予選2回戦 ●[2-3=8:59] B. Kiss (ハンガリー)

予選3回戦 ○[8−0] V. Bosznics (セルビアモンテネグロ)
  
《経過》松本が“1ポイント俵返し”を3度も上げ、苦労して勝ったものの、内容は一方的だった。まず松本ががぶり返しで2点を先制。そのあとの俵返しは、相手が空中を飛び腹ばいでマットに落ちて1点の判定。横崩しと胴タックルでポイントを取り、その間にも俵返しを2度うまく決めたが1点、1点のみ。納得のいなかい勝利だった。





《前ページへ戻る》