伊調姉妹が平成15年度JOCスポーツ賞「優秀賞」受賞




 日本オリンピック委員会は6月20日、都内でJOC杯スポーツ賞の表彰式を行い、昨年の世界選手権で姉妹優勝を遂げた伊調千春と馨(ともに中京女大)に優秀賞を贈呈した。

 この賞は、当該年度に優れた成果を挙げたJOC加盟団体の選手・指導者等に贈呈されるもので、株式会社日照堂からの基金をもとに、ミズノ株式会社、株式会社アシックス、株式会社デサントの寄附金により運営、実施されている。

 伊調姉妹はニューヨークで開催されたレスリング世界選手権において、史上初の姉妹同時金メダル獲得という快挙を達成したことが讃えられた。最優秀賞は体操種目別世界二冠の鹿島状博。
(写真左は全受賞者、右は福田富昭・日本協会会長、栄和人・中京女大監督とともに)

  

 
伊調千春の話「素晴らしい賞を、妹と二人揃っていただけて感謝しています。間近に迫ってきたオリンピックに向けて、励みになります。アテネでも二人揃って金メダルがとれるようがんばります」
 
 
伊調馨の話「とても名誉な賞をいただき、光栄です。オリンピックが近づいてきたと実感しています。アテネでも姉妹で金メダルをとって、喜べるよう精いっぱいがんばります」

(取材・撮影=宮崎俊哉)





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