松本慎吾(一宮運輸)は4位…ドイツグランプリ




 ドイツグランプリ最終日は6月20日、決勝までが行われ、準決勝に進んだ84kg級の松本慎吾(一宮運輸)は、ロシア、ウクライナに連敗し4位に終わった。

 グレコローマンの五輪代表チームはこのあと、ハンガリーへ向かい、「ハンガリー・グランプリ」に出場する。

 各選手の成績は下記の通り。細線は既報。(レポート=保高幸子)


 【84kg級】松本慎吾(一宮運輸)    4位

予選1回戦 ○[3−1] Nazim Avluca(トルコ)
予選2回戦 ○[Tフォール、10-0] M. Fix(ドイツ)
予選3回戦   BYE
決勝T予備戦 ○[5−1] K. Schneider(ドイツ)

準 決 勝 ●[0−7] A. Michin(ロシア)
 
《経過》パッシブを1度ずつ取り合ったものの第1ピリオドは0−0。クリンチでは、松本の体勢が崩れ1点を失い、俵返しで5+1点を取られてしまった。

3位決定戦 ●[0−3] S. Solodkiy(ウクライナ)
 
《経過》右差しから胴タックルにいった松本だが、うまく合わせられて3失点。そのあと攻め、パッシブを2度も取ったが、しっかりとこらえらえポイントにはつながらなかった。

 
松本慎吾の話「去年も参加した大会ですが、今年の方が自分の形で試合ができています。グラウンドでチャンスがあれば、確実に点を取れるようにしたい。ドイツやトルコ選手を持ち上げることができ、日本の重量級も世界に通用することが分かりました。来週のハンガリー・グランプリでは、この大会で失敗したことを繰り返すことなく戦い、勝ち上がりたい」





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