6月19〜20日に米国五輪代表が過酷な前哨戦




 アテネ五輪の男女の米国代表チームが6月19〜20日に過酷な前哨戦へ臨む。ジョージア州アトランタで、コンバットスポーツといわれるボクシング、フェンシング、砲丸投げ、柔道、テコンドー、重量あげ、レスリングの総合大会「チタン大会」が予定され、レスリングでは、全階級で五輪出場を決めた男子フリースタイルと女子はすべての階級で五輪代表選手の出場を発表。6階級でアテネ五輪に出場する男子グレコローマンも同様のメンバーになる予定。

 出場国は、男子の両スタイルには、昨年の世界選手権の両スタイルで団体優勝を遂げたグルジアが出場することが決まった。スペイン(イランの辞退によって代替出場)とともに、それぞれ3か国でリーグ戦を行う。グルジアは全階級でベストメンバーというわけではないようだが、団体世界一のチームだけに、米国は五輪本番まで約2か月の段階で、過酷な前哨戦となりそう・

 女子は、昨年の世界選手権で2位だった米国に、4位の中国と6位のカナダが参加する予定で、いずれも全階級で五輪出場権を得ている国(中国の参加は流動的)。カナダのメンバーは明らかにされていないものの、72kg級米国代表のトッカラ・モンゴメリにとって、アテネ五輪代表のクリスチン・ノードハゲン、ナンバー2のオヘネワ・アクフォのどちらが出てきても、激しい戦いになりそうだ。

(参照:USAレスリング協会ホームページ)



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