小島豪臣（日体大）が２連勝スタート…世界学生選手権（フリー）
世界学生選手権は６月３日、ポーランドのウッジで開幕。フリースタイルの予選リーグが行われ、60kg級の小島豪臣（日体大）が１、２回戦を勝って順調なスタートを切った。
各階級の成績は下記の通り。（レポート＝ウイリアム・メイ）
◎フリースタイル
【55kg級】清水聖志人（日体大OB＝クリナップ） ９選手出場
予選１回戦 ○[フォール、2:43=11-0] Salvador
Gonzarez（米国）
《経過》清水はパーテールポジションから“ワダスペシャル”を決めるなどして９−０とし、最後はフォール勝ち。
【60kg級】小島豪臣（日体大） 14選手出場
予選１回戦 ○[９−０] Jaanek Lips（エストニア）
《経過》小島は片足タックルを中心に攻め、快勝した。
予選２回戦 ○[Ｔフォール、4:19=11-0] Zoltan
Dobozi（ハンガリー）
《経過》児島がパーテールポジションからのガッツレンチや腕取りなどで攻め、第２ピリオドに11点差をつけた。
【66kg級】佐藤吏（早大） 12選手出場
予選１回戦 ＢＹＥ
予選２回戦 ●[３−７] Batzorig Buyanjav（モンゴル）
《経過》佐藤は３点リードされながら動転に追いつく粘りを見せた。しかしラスト１分、がぶられて内側から足首を取られて背中をマットに向けてしまい、痛恨の３失点。そのまま振り切られた。
【74kg級】長島和幸（早大ＯＢ＝クリナップ） 14選手出場
予選１回戦 ＢＹＥ
予選２回戦 ○[フォール、1:56=6-0] Jeno Beczkay（ハンガリー）
《経過》長島はアンクルホールドからトルコ返しと攻めて４−０。再びアンクルホールドで攻めてそのままフォールした。
【84kg級】磯川孝生（拓大） 10選手出場
予選１回戦 ●[３−５＝6:34] Sergei Kolesnikov（イスラエル）
《経過》相手は2002年世界学生選手権２位の選手。磯川はリードされながらもラスト10秒で同点に追いついた。しかし延長に入り、レッグホールドをミスして痛恨の２点。
【96kg級】森山政秀（日体大） 10選手出場
予選１回戦 ●[１−３] Radoslaw Dublinowski(ポーランド）
《経過》森山は１−１の跡、第２ピリオド、両足タックルで場外に出せれて２点を失い、そのままのスコアで判定負け。
予選２回戦 ●[Ｔフォール、4:52=0-10] Evgeniy
Duchin（ウクライナ）
《経過》スタンドでもグラウンドでも力の差があり、最後は飛行機投げを受けテクニカルフォールで敗れた。
【120kg級】田中章仁（専大） ８選手出場
予選１回戦 ●[２−４] Petro Raychev（ウクライナ）
《経過》３点をリードされた田中だが、よく粘り２−３へ追いついた。しかし、その後が続かず、最後は小内刈りのミスで２−４とされた。