国士大・朝倉利夫監督が豪州へコーチ留学




 国士大の朝倉利夫監督が5月26日、大学の海外派遣研究で豪州シドニーのシドニー大学へ渡った。期間は1年間。同大学でトレーニング法を中心にスポーツ選手の競技力向上の研究をする。朝倉監督は「コーチングのやり方と語学をしっかりマスターしたい」と話していた。

 同監督は鹿児島・鹿児島商工高校から国士大へ進み、1980年モスクワ五輪グレコローマン52kg級の幻の代表選手。翌81年にはフリースタイルで世界選手権優勝を果たしている。96年アトランタ五輪では、日本代表チームのコーチとして参加した。

 同監督の不在期間は、日本協会のジュニアコーチの嘉戸洋氏(アトランタ五輪代表)が同大学に非常勤講師として務めレスリング部の指導にもあたる。



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