19か国がアテネ五輪へ…女子の五輪予選終わる
女子のアテネ五輪第2次予選第2ステージが3月20〜21日、スペインのマドリッドで行われ、各階級3か国の出場資格国が決定。これで4階級の全出場国(各階級12か国)が出そろい、19か国がアテネ五輪に出場することになった。
全階級出場は、日本のほか、カナダ、中国、ロシア、ウクライナ、米国、開催国のギリシャの7か国。アジアからは、他に韓国が1階級、モンゴルが2階級、タジギスタンが2階級出場する。オセアニアとアフリカからの出場はなく、女子レスリング発祥の地のひとつともいわれるノルウェーも出場を逃した。また01年に世界チャンピオンを生んでいるポーランドも、出場なしとなった。
なお、4月には国際レスリング連盟などによって、3スタイルの合計16か国にワールドカード(主催者推薦枠)が与えられ、出場国が最終的に確定する。
第2ステージの成績と階級別の出場国は下記の通り。
※すべての階級に開催国ギリシャが出場
【48kg級】
▼第2ステージ成績(28選手出場) [1] Lyndsay
Belisle(カナダ)、[2] T.Enkhjargal(モンゴル)、[3]
Lidia Laramchakova(タジギスタン)
▼アテネ五輪出場国 《世界選手権》ウクライナ、米国、中国、日本、フランス、《第2次予選第1ステージ》 ドイツ、ロシア、ベネズエラ、《第2次予選第2ステージ》カナダ、モンゴル、タジギスタン
【55kg級】
▼第2ステージ成績(18選手出場) [1] Anna
Gomis(フランス)、[2] Ida Theres Karlsson(スウェーデン)、[3]
Tonya Verbeek(カナダ)
▼アテネ五輪出場国 《世界選手権》日本、米国、ロシア、中国、プエルトリコ、《第2次予選第1ステージ》韓国、イタリア、ウクライナ、《第2次予選第2ステージ》フランス、スウェーデン、カナダ
【63kg級】
▼第2ステージ成績(24選手出場) [1] Lise
Legrand(フランス)、[2] Stephanie Gross(ドイツ)、[3]
Khilko Volha(ベラルーシ)
▼アテネ五輪出場国 《世界選手権》日本、米国、カナダ、ウクライナ、ロシア、《第2次予選第1ステージ》中国、スウェーデン、タジギスタン、《第2次予選第2ステージ》フランス、ドイツ、ベラルーシ
【72kg級】
▼第2ステージ成績(20選手出場) [1] Marina
Gastl(オーストリア)、[2] Katarzyna Juszczak(イタリア)、[3]
Ochirbat Burmaa(モンゴル)
▼アテネ五輪出場国 《世界選手権》日本、米国、中国、ブルガリア、ドイツ、《第2次予選第1ステージ》カナダ、ウクライナ、ロシア、《第2次予選第2ステージ》オーストリア、イタリア、モンゴル