井上謙二がカタール選手破って優勝…フリー五輪第2次予選第2ステージ



 フリースタイルのアテネ五輪第2次予選第2ステージ最終日は2月15日、ブルガリア・ソフィアで続けられ、五輪出場資格を取って決勝へ進んだ井上謙二(自衛隊)は、イブラヒム・アブドルラフマン(カタール)を5−2で下し、優勝した。


 【60kg級】井上謙二(自衛隊)  優勝=24選手出場

決 勝 ○[5−2] Ibrahim Abdulrahman(カタール)

 《経過》試合開始早々、相手の指が井上の目に刺さった。しかし井上はひるまず、第1ピリオドのラスト1分でハイ・クロッチのタックル(頭が外の片足タックル)。場外かと思われたが、相手の場外逃避となり、1ポイントを先取。第2ピリオドに入って、井上のハイ・クロッチをトーホルドで返されて1−2へ。しかしラスト1分、井上がカウンターでポイントを取り同点。ラスト20秒、井上がハイ・クロッチから両脚タックルを決めて相手を倒し、5−2で試合終了




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