田中章仁、大惜敗で五輪キップ逃す!…フリー五輪第2次予選第2ステージ



 フリースタイルのアテネ五輪第2次予選第2ステージ第1日は2月14日、ブルガリア・ソフィア)で続けられ、勝てば4位以内の120kg級の田中章仁(専大)は予選3回戦に惜敗し予選リーグ敗退。あと一歩で五輪資格に手が届かなかった。

 田中はラスト数秒まで1点リードしていたものの、そこで同点に追いつかれ、延長のラスト20秒、決勝点を奪われて敗れた。(取材/文=ウィリアム・メイ)


 【120kg級】田中章仁(専大)   18選手出場

予選リーグ3回戦 ●[9-10=8:50] Boyidar Boyadiev(ブルガリア)

 
《経過》田中はボヤディエフ(ブルガリア)に0−7とリードを許したものの、第2ピリオドに一本背負いとガットレンチで9−7と逆転。しかし9ー8とされ、終了間際にタックルを受けた。ブルガリアの抗議でビデオ判定となり、認められて9−9。延長のラスト20秒、田中が片足タックルを仕掛けたが、カウンターで返され、無念の黒星。アテネ五輪キップを逃した。



《前ページへ戻る》