女子世界合宿にアニータ・シャツル(ドイツ)らが参加




 来年1月5〜15日に東京・国立スポーツ科学センターで行なわれる女子の世界合宿に、ドイツが参加することになった。02年の48kg級世界チャンピオンのブリジット・ワグナー、アテネ五輪72kg級6位で今年の欧州チャンピオンのアニータ・シャツルら4選手が来日する。

 選手数のみを伝えてきていた中国の参加選手が分かり、55kg級世界2位のス・リフイ(蘇麗慧)、63kg級世界2位のジン・ルイシュ(景瑞雪)、72kg級アジア・チャンピオンのワン・チアオ(王嬌)のほか、48kg級には18歳の選手が来日する。

 上記の強豪のほか、62kg級などで世界V5のニコラ・ハートマン(オーストリア)、05年55kg級欧州チャンピオンのナタリア・ゴルツ(ロシア)、アテネ五輪72kg級銀メダリストのグゼル・マニュロバ(ロシア)らが参加予定。

 世界合宿には、現在までに下記の9か国から48選手が参加予定で、もう1〜2か国、増える可能性もある。米国とカナダは合同練習の予定があるためナショナルチームとしては不参加だが、カナダから1選手が参加する予定。

 《世界合宿参加国》ウズベキスタン、オーストリア、カザフスタン、カナダ、韓国、キルギスタン、スウェーデン、中国、ドイツ、ロシア

 世界合宿は、日本協会が世界の女子レスリングの普及と発展を目的に実施するもので、2002年7月にポーランドやモンゴルを招いて東京と新潟・十日町市で第1回を行い、03年10月の東京開催のワールドカップの後にも米国やカナダが参加して行われた。


《iモード=前ページへ戻る》

《前ページへ戻る》