全日本女子チームが今年5度目の合宿


        


 女子の世界選手権代表チームが9月1日から東京・国立スポーツ科学センターで合宿に入り、2日、報道陣に練習を公開した。

 全日本女子チームの栄和人監督(中京女大職)は「8月上旬の合宿(新潟・十日町市)では、坂道ダッシュなどを多く取り入れ、肉体・精神の双方で追い詰めた。今回は単に追い込むのではなく、強弱をつけ、勝負どころで力を出すことのできる練習をさせたい」と、世界選手権まで1か月を切った段階での合宿のテーマを話し、「全階級で金メダルと言いたいところだけれど、他国も必死。それであっても、5階級で金メダルはいける。そして全階級でメダルを取るのが目標」と目標を掲げた。

 前回の合宿に続いて参加したアニマル浜口特別コーチ(浜口ジム)は「日本の応援団長として、金メダルを取るお役にたちたい。(浜口)京子に関しては、アテネ五輪で銅メダルに終わったリベンジができるように万全を期す」ときっぱり。報道陣に対して「気合だけでは息詰まってしまうので、無心になることが大事。無心になるには、笑いが大事だ」と持論を展開し、苦しさの中にも楽しさを求めた。

 合宿は6日まで。そのあと20日から同所で最後の調整合宿に入る。


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