ALSOK綜合警備保障の壮行会が盛大に行なわれる



 世界選手権(9月26日〜10月2日、ハンガリー・ブダペスト)へ男子3選手・女子1選手を送るALSOK綜合警備保障の壮行会が8月29日、都内のホテルで約500人の関係者・招待客を集めて盛大に行なわれた。

 パーティーに先立って行なわれた会見では、4選手がそれぞれ抱負をコメント。男子55kg級の松永共広選手が「レスリングを始めて20年目。中学2年の時に初めて外国選手と戦ったとき、たった30秒で負けてしまった。でも今年は国際大会で3大会に優勝することができた。世界選手権でも優勝をめざして頑張りたい」、同74kg級の小幡邦彦選手が「今年に入って大きなけがもなく順調に来ている。世界選手権は4度目。まだメダルを取っていないので、今回こそはメダルを持って帰ってきたい」、男子グレコローマン60kg級の笹本睦選手が「遠征でけがし今の調子は万全ではないが気にするほどではない。ポーランドでの国際大会で宿敵だったナザリアンに勝つことができた。今度は世界のメダルを持って帰りたい」、女子55kg級の吉田沙保里選手が「けがもなく順調。3度目の世界選手権には、アンナ・ゴミス(フランス)、ティナ・ジョージ(米国)、ナタリア・ゴルツ(ロシア)、トンヤ・バービック(カナダ)と強豪がそろっているけど、絶対に金メダルを取って帰ってきたい。無敗記録を続けたい」と、それぞれ決意を話した。

 このあとのパーティーでは、
ALSOK綜合警備保障の村井温社長が「レスリングはシドニー五輪で1人、アテネ五輪で2人を出場させた。北京五輪では最低4人を送りたい」と社長としての決意を話し、各選手を紹介。日本協会の福田富昭会長が「4選手とも金メダルを取る力を持っている。北京五輪でも期待している。綜合警備保障のレスリングへのあたたかいご支援に感謝しています」とあいさつ。みずほ銀行の杉山清次頭取のあいさつなどのあと、東京三菱銀行の奥正之頭取の音頭で乾杯し、4選手の健闘を祈った。



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