永田裕城(京都・網野)が今季4個目のタイトル)…全国高校生グレコローマン選手権・後半




 全国高校生グレコローマン選手権は8月18・19日、4階級の決勝までが行なわれ、74kg級はインターハイ王者の永田裕城(京都・網野)が勝った。永田は全国高校選抜大会、JOC杯カデットでも勝っており、今季4個目のタイトル獲得。84kg級も全国高校選抜大会とインターハイを制した小室直人(茨城・霞ヶ浦)が勝った。

 優勝選手のコメント、各階級の成績は下記の通り。(取材=武田明子)


《全成績=pdfファイル》
50kg級 55kg級 60kg級 66kg級 74kg級 84kg級 96kg級 120kg級

 74kg級・永田裕城(京都・網野)「うれしい。フリースタイルをやってきたのでグレコローマンはあまりやっていなかった。勝てて良かった。全試合良く出来た。次は国体の優勝を目指す」

 
84kg級・小室直人(茨城・霞ヶ浦)「グレコローマンは苦手だったので優勝できたのは意外。でも、グラウンドには自信がありポイントを稼ごうと思った。初戦は緊張した。3位の種市君に最初5ポイント取られたが、その後ローリングで返せた。次は国体での優勝を目指す」

 
96kg級・平田裕太郎(岡山・笠岡工)「優勝を狙っていた。初戦はアップ不足だったが、だんだん調子が出て来た。決勝戦は思ったとおりに出来た。国体は地元なのでぜひ優勝したい」

 
120kg級・田中譲治(鹿児島・鹿屋中央)「(素直な笑顔で)うれしい。きのうは5試合あってきつかった。決勝戦は1ピリオドはよかったが、2ピリオドのクリンチは危なかったが相手が下になり、フォールできて良かった。次は国体グレコでの優勝が目標」


 ▼74kg級 [1]永田裕城(京都・網野高)、[2]鈴木英雄(千葉・関宿高)、[3]渡部友章(福島・田島高)、河崎修身(熊本・玉名工高)

 ▼84kg級 [1]小室直人(茨城・霞ヶ浦高)、[2]野田真司(佐賀・鹿島実高)、[3]岩間奨平(鳥取・鳥取中央育英高)、伊藤諒(岩手・種市高)

 ▼96kg級 [1]平田裕太郎(岡山・笠岡工高)、[2]内藤光祥(東京・日本工大東京工)、[3]長田吉弘(静岡・浜松工高)、馬場祐太朗(長崎・島原高)

 ▼120kg級 [1]田中譲治(鹿児島・鹿屋中央高)、[2]相澤優人(宮城・仙台育英学園高)、[3]高山裕章(岡山・岡山理大附高)、平川真也(熊本・玉名工高)



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