井上智裕(兵庫・育英)が2連覇…全国高校生グレコローマン選手権・前半




 全国高校生グレコローマン選手権は8月17・18日、4階級の決勝までが行なわれ、66kg級の井上智裕(兵庫・育英)が決勝でインターハイ王者の森川一樹(茨城・霞ヶ浦)を破り、昨年に続いて優勝した。

 優勝選手のコメント、各階級の成績は下記の通り。(取材=武田明子)


 50kg級・内村勇太(佐賀・鹿島実)「この大会に勝つために合宿でやってきた。優勝を目指していたが、これからも試合は続くので、これに満足せずに、次も目指したい」

 
55kg級:北岡利之(滋賀・日野)「うれしい! きのう、ローリングで回されたので、先生に言われて注意した。次は国体優勝が目標」

 
60kg級:岡本佑士(静岡・飛龍)「全国の大会ではこれが初優勝。ずっとフリーでやってきたが、個人的にグレコは好き。(勝てて)うれしい」

 
66kg級:井上智裕(兵庫・育英)「(去年の)国体で森川選手に負けていたので、うれしい。高校生になってからは5回対戦しており、これで2勝3敗。決勝前は少し緊張した。スタンドでの戦いは向こうが上だが、守るのではいけないので、自分も攻めていこうと思った。2連覇のプレッシャーは少しあった。インターハイはベスト8で負けたが、フリースタイルはそれが最後。吹っ切れた。国体はグレコで頑張る」


 ▼50kg級 [1] 内村勇太(佐賀・鹿島実高)、[2] 小山暁崇(和歌山・紀北工高)、[3] 澤崎洋太(静岡・焼津中央高)、横畑翔太(岡山・高松農高)

 ▼55kg級 [1] 北岡利之(滋賀・日野高)、[2] 牧瀬裕樹(埼玉・埼玉栄高)、[3] 田村優太郎(岡山・笠岡工高)、前田翔吾(愛知・星城高)

 ▼60kg級 [1] 岡本佑士(静岡・飛龍高)、[2] 石田智嗣(京都・立命館宇治高)、[3] 武和将(鹿児島・樟南高)、志土地翔大(熊本・玉名工高)

 ▼66kg級 [1] 井上智裕(兵庫・育英高)、[2] 森川一樹(茨城・霞ヶ浦高)、[3] 中野裕仁(愛媛・今治工高)、大野良治(静岡・焼津水産高)





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