稲葉泰弘(専大)が銀メダル、藤元浩平(拓大)が銅メダル…世界ジュニア選手権第2日




 世界ジュニア選手権第2日は7月6日、リトアニアのビリニュスで男子フリースタイル4階級が行なわれ、55kg級の稲葉泰弘(専大)が銀メダルを獲得、66kg級の藤本浩平(拓大)が銅メダルを獲得した。稲葉は決勝で2003年欧州カデット王者のベシク・クドゥコフ(ロシア)、藤本は準決勝で2004年欧州ジュニア王者のシャミル・バティロフ(ロシア)にそれぞれ敗れた。

 84kg級の門間順輝(日体大)と120kg級の荒木田進謙(青森・光星学院高)は上位進出を逃したが、ともに1勝をマークした。

 この日で男子フリースタイルが終了。前日の60kg級の高塚紀行(日大)の銅メダルと合わせ「銀1、銅2」を獲得した。日本男子がこの大会で銀メダルを獲得したのは、1992年大会の天谷満博(当時早大)以来。メダル3個を獲得したのは1984年大会の「金1、銀1、銅4」以来だが、1996年にエスポアール(19〜20歳)とジュニア(17〜18歳)が統一されてジュニア(18〜20歳)となって再スタートした1996年大会以来では初めてのこと。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子フリースタイル

 
【55kg級】稲葉泰弘(専大)   2位=26選手出場

1回戦  ○[2−0] Kim, Yong-Up (韓国)
2回戦  ○[2−0] Duduev, Khizri (ベラルーシ)
3回戦  ○[2−0] Kartal, Mustafa (トルコ)
準決勝 ○[2−1] Urazimbetov, Farkhad (ウズベキスタン)
決  勝 ●[0−2] Kudukhov, Besik (ロシア)


 【66kg級】藤本浩平(拓大)   3位=29選手出場

1回戦  ○[2−0] Visagorskis, Valdas (リトアニア)
2回戦  ○[2−1] Muziashvili, Malkhaz (グルジア)
3回戦  ○[2−0] Barnes, Heinrich (南アフリカ)
準決勝 ●[0−2] Batirov, Shamil (ロシア)
3決戦  ○[2−0] Makrinas, Panagiotis (ギリシャ)


 【84kg級】門間順輝(日体大)   11位=20選手出場

2回戦 ○[2−0] Yoon, Chan-Urk (韓国)
3回戦 ●[0−2] Tolubaev, Samatbek (キルギスタン)


 【120kg級】荒木田進謙(青森・光星学院高)   10位=20選手出場  

2回戦 ○[2−0] Surender (インド)
3回戦 ●[0−2] Mikhailevich, Maksim (ベラルーシ)




《前ページへ戻る》