サラ・マクマンが代表へ復帰…米国の世界選手権代表決まる
米国の世界選手権代表選考会（チーム・トライアル）が６月18〜19日、アイオワ州のアイオワ州立大で行なわれ、女子55kg級を除く20階級で米国代表が出揃った。
米国の世界選手権代表は、５月の全米選手権２位以下の選手がチャレンジシリーズを戦い、勝ち抜いた選手が全米王者と３戦システムで対戦。２勝した選手が代表となる方式。
女子63kg級には、アテネ五輪決勝で伊調馨に敗れて銀メダルとなったサラ・マクマンが、2000年大会以来五輪を含めて６年連続で代表となった。マクマンは五輪後、自動車事故のアクシデントに見舞われて再起が危ぶまれ、全米選手権には出場しなかったが、今回、チャレンジシリーズを勝ち抜き、代表決定戦で全米チャンピオンのアライナ・ベルベに２連勝して代表権を勝ち取った。
51kg級は日系選手のステファニー・ムラタが代表へ。もう１人の日系選手でアテネ五輪55kg級に出場したテラ・オドネルは59kg級に出場し、代表決定戦で2003年世界３位のサリー・ロバーツに２連敗し代表を逃した。
女子55kg級は、全米チャンピオンのティナ・ジョージが負傷のために棄権し、チャレンジシリーズを勝ち抜いたマルシー・バン・デュセンと後日、対戦する。
男子フリースタイル55kg級には、1998年54kg級世界チャンピオンのベテラン、サミー・ヘンソン（34歳）が復帰。男子グレコローマンでは、130kg級で2002年世界チャンピオンのドレミエル・ベイヤーズが代表に返り咲いた。
各階級の代表は下記の通り。
【男子フリースタイル】
▼55kg級 Sammie Henson (Sunkist Kids W)
▼60kg級 Michael Lightner (Sunkist Kids W)
▼66kg級 Chris Bono (Sunkist Kids W)
▼74kg級 Joe Williams (Sunkist Kids W)
▼84kg級 Mo Lawal (Gator WC)
▼96kg級 Daniel Cormier (Gator WC)
▼120kg級 Tolly Thompson (Sunkist Kids W)
【男子グレコローマン】
▼55kg級 Lindsey Durlacher (New York AC)
▼60kg級 Joe Warren (New York AC)
▼66kg級 Harry Lester (Gator WC)
▼74kg級 T.C. Dantzler (New York AC)
▼84kg級 Brad Vering (New York AC)
▼96kg級 Justin Ruiz (New York AC)
▼120kg級 Dremiel Byers (U.S. Army)
【女 子】
▼48kg級 Jenny Wong (Sunkist Kids W)
▼51kg級 Stephanie Murata (New York AC)
▼55kg級 （未定）
▼59kg級 Sally Roberts (Gator WC)
▼63kg級 Sara McMann (Sunkist Kids W)
▼67kg級 Katie Dowing (Sunkist Kids W)
▼72kg級 Iris Smith (U.S. Army)