吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)がJOC杯優秀選手賞を受賞





 アテネ五輪女子55kg級金メダリスト、吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)が、平成16年度JOC賞優秀賞を受賞。6月23日のオリンピックデーを前にした19日、東京・渋谷のNHKホールで行われた「オリンピック記念パーティー」で表彰された。

 JOCスポーツ賞はオリンピックムーブメントの推進及びスポーツの各分野で優れた成績を挙げた方々の栄誉を讃えることを目的に、JOCオーダー、年度賞、特別貢献賞、トップアスリートサポート賞の4種類で構成。年度賞は当該年度に優れた成績を挙げたJOC加盟団体の選手、指導者等に贈呈される。最優秀選手賞はマラソンで金メダルを獲得した野口みずき選手(グローバリー)だった。

 また、アテネオリンピック金メダリスト全員に対し、アテネ名誉市民の称号がアテネ市長に代わって駐日ギリシア大使キリスコス氏から贈られた。

 
吉田沙保里選手の話「アテネでがんばって金メダルを獲れたおかげで、今回のような評価をいただき、とてもうれしく思っています。とても励みになります。オリンピックが終わって1年が経とうとしていますが、今年も昨年以上にがんばらなければならないと気が引き締まりました。今は8月に行われるユニバーシアードに向けてがんばっていますので、これからも応援よろしくお願いいたします」

  

(文・撮影=宮崎俊哉)


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