OAJの6・26新潟県中越地震「復興イベント」に吉田沙保里選手らが出場




 日本オリンピアンズ協会(OAJ)が6月26日に新潟県長岡市で主催する新潟県中越地震の「復興イベント」に、吉田沙保里選手(ALSOK綜合警備保障)ら女子レスリングのアテネ五輪メダリスト4選手が参加することが決まった。

 OAJは、日本のオリンピアン(五輪代表選手=現在までに3412人、うち約500人がOAJに入会)相互の理解と親睦をはかり、オリンピックムーブメントを推進し、世界平和やスポーツの振興に寄与することを目的に2003年9月に設立された。オリンピアンでなくとも会の趣旨に賛同する人は、一般会員として入会できる。

 会長は日本オリンピック委員会(JOC)の会長でもある竹田恒和氏で、レスリング界からは笹原正三・前日本協会会長と小野清子・全日本女子連盟会長が副会長に、高田裕司・日本協会専務理事が監事にそれぞれ就任している。

 昨年は東京オリンピック40年記念イベントなどに協力しているが、地震の被災住民を元気づけるイベントを開催することになり、これがOAJとしては初の一大イベント。綱引きやトークショー、撮影会などで被災地の人たちと交流をはかる。


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