女子ワールドカップにウクライナ、ロシアなどが参加




 5月20〜21日にフランス・クレルモンフェランで行なわれる第6回女子ワールドカップの出場国が明らかになり、フランス(開催国)、日本(前年優勝国)のほか、ロシア、ウクライナ、米国、ベネズエラの計6か国が参加する。

 ワールドカップは昨年までとルールが変わり、開催国と前年の各大陸選手権の国別対抗得点の優勝国が出場。その中で辞退した国があった場合は、国際レスリング連盟(FILA)が指名した国が出場する。3か国ずつに分かれてリーグ戦を行い、1位同士が決勝、2位同士が3位決定戦、4位同士が5・6位決定戦を行なう。

 ウクライナの51kg級には、アテネ五輪48kg級の覇者で先月の欧州選手権51kg級を制したイリナ・メルニク、67kg級で2年連続欧州チャンピオンとなった02年世界一のカテリナ・ブルミストラバらがエントリー。ロシアも、48kg級にラリッサ・オーザク、55kg級にナタリア・ゴルツの現役欧州チャンピオンが、63kg級には02年59kg級世界チャンピオンのアレナ・カルタショバがそれぞれエントリーしている(ただし、ゴルツ以外の階級は複数選手のエントリーなので、誰が出場するかは不明)。

 日本は3月の「ジャパンビバレッジ杯ジャパンクイーンズカップ2005」の優勝選手が出場する。アジア選手権のみの出場選手も同行し、計量する予定で、51、59、67、72kg級は2選手をそろえて臨む予定。



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