福田富昭会長・高田裕司専務理事体制を継続




 日本協会は3月26日、都内で理事会と評議員会を開き、福田富昭会長・高田裕司専務理事体制の継続を決めた。任期は2年で、二期目に入る。副会長も太刀川恒夫、鈴木啓三、花原勉、松浪健四郎が再任された。

 各ブロック・傘下連盟選出の理事と評議員も決定。会長指名の評議員として吉村祥子、山本美憂ら4人の女性が加わり、これまでの高橋(旧姓増田)早苗とともに5人の女性役員が誕生した。福田会長は「女子レスリングの発展に貢献してきた人には、将来の指導者や理事としての活動を期待したい。女子レスリングの現場の声を協会に反映させるために登用した」と説明した。なお、特定理事(理事ではないが、理事会に出席して意見を述べることはできる)には、従来通り大島和子が再任されている。

 各専門委員長も決まり、4月中には副委員長、委員が選出されて新たな活動をスタートさせる。2005年度の年間予算は、前年度を約3000万円下回って約3億1000万円。五輪イヤーが終わり、日本オリンピック委員会(JOC)からの補助金が減額されたことと、サッカーくじの低迷による。

(以上、いずれも敬称略)



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