男子・全日本チーム合宿が本格始動


      


 男子の全日本チームの合宿は1月23日から東京・国立スポーツ科学センターでスタートし、初日は体力測定が行われたが、24日から体力トレーニング、マットワークなどが始まり、25日には報道陣に練習を公開した。

 25日の練習では、スパーリングを新ルールに合わせて「2分、30秒休憩」で実施。ただし、連続でやるのは多くても3本までとし、“4本連続のスパーリング禁止令”が出された。和田貴広コーチは「スパーリングを5本も6本も続けてできるのは、それはそれですごいことだが、だらだらした練習になる可能性がある。2分で最大の力を出させるため」とその効用を説明した。

 しかし、「技の正確さを身につけるには、5分、10分と連続したスパーリングをやった方が効果的」とし、時に5分、10分と続くスパーリングを取り入れるという。

 また、この日はアテネ五輪フリー55kg級銅メダリストの田南部力(警視庁)が姿を見せ、世界で通じた高度な技を伝授した。




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