男子グレコローマン・チームが世界選手権前最後の合宿スタート【2006年9月10日】






 男子グレコローマンの世界選手権代表チームが9月9日、東京・国立スポーツ科学センターで世界選手権(9月25日〜10月1日、中国・広州)前最後の合宿をスタートさせた。

 世界選手権の代表が決まったあと、8月のトルコでの合宿を含めて4度目の合宿。伊藤広道ヘッドコーチ(自衛隊)は「1点もやらないレスリング、1点をやってもそこで抑え、2点、3点とやらないレスリングを心がけるように」と、防御の徹底を注文。嘉戸洋コーチ(日本協会専任コーチ)は「トルコの合宿で持った緊張感や必死さを忘れないように。緊張感を持たない練習をやっては、元に戻ってしまい、トルコで合宿した意味がなくなる」と、日本の二番手、三番手相手の練習であっても、外国選手とやる時と同じ気持ちを要求した。

 合宿は16日まで行われ、21日に3スタイルの先陣を切って広州へ乗り込む。男子グレコローマンの日程は、25日が55・60・66kg級、26日が74・84・96kg級、27日が120kg級。


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