男子フリースタイルの全日本チームがロシア遠征へ出発【2006年7月27日】

ロシアへ向かった日本の精鋭たち 富山英明強化委員長が激励

 男子フリースタイルの全日本チームが7月26日、ロシア・カリニングラード遠征へ出発した。現地でロシアほか旧ソ連、ポーランド、ドイツ、イランなどが参加する合宿に加わったあと、8月4〜6日に同地で行われる「ベログラゾフ記念国際大会」に出場。同8日に帰国する。

 和久井始監督(自衛隊)は「若い選手が多く、学ぶことはたくさんある。ライバル選手が一緒に行く階級もあり、いろんな意味で刺激される遠征になると思う。チーム一丸となって強化してきたい」と遠征へ臨む気持ちを話した。和田貴広コーチ(日本協会専任コーチ)は「合宿で外国選手相手の2分間の闘いを十分に研究してほしい。大会は、レベルが高すぎず低すぎずで、ちょうどいい大会。日本では得られないものを得てほしい」と望んだ。

 出発には日本協会の富山英明・強化委員長(日大教)が訪れ、「日本代表として、世界を相手に堂々と渡り合ってきてほしい」と激励した。

 「ベログラゾフ記念国際大会」は2003年にも日本チームが出場し、その時は55kg級の田南部力が優勝、66kg級の池松和彦と84kg級の横山秀和が2位となり、その後の飛躍へつなげている。

 遠征役員・選手は下記の通り。


 【役員】

 ▼監督 和久井始(自衛隊)、▼コーチ 和田貴広(日本協会専任コーチ)、▼トレーナー 宇野彰洋(グローバルスポーツ)

 【選手】

 ▼55kg級 田岡秀規(自衛隊)、松永共広(ALSOK綜合警備保障)

 ▼60kg級 高塚紀行(日大)

 ▼66kg級 小島豪臣(周南システムズ産業)、米満達弘(拓大)

 ▼74kg級 小幡邦彦(ALSOK綜合警備保障)、長島和幸(クリナップ)

 ▼84kg級 松本真也(日大)



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