国立スポーツ科学センター(JISS)のサポート活動
スポーツ医科学最前線 −レスリングのサポート活動−【2006年5月11日】

(報告者:強化委員会、スポーツ医・科学委員会委員 久木留 毅)

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 2001年10月、国際競技力の向上を医学・科学・情報面から支援する目的で、東京都の西が丘地区に国立スポーツ科学センター(以下JISS)が開所されました。JISSは、最新の設備と日本のスポーツ医・科学・情報の優秀なスタッフが常駐する我が国唯一の国立サポート機関です。

 さらにJISSは競泳プール、シンクロプール、レスリング・柔道場、フェンシング場、ボクシング場、ウエイトリフティング場、体操競技場、射撃練習場、ボート・カヌー実験場等を兼ね備えたミニトレーニングセンターとしての機能も持っています。レスリング協会では、JISSのレスリング場を年間契約し、ナショナルチーム、ジュニアナショナルチーム等の合宿や合同練習の場として通年使用しています。

 さらに、JISSのスタッフはジュニア、シニア代表のスポーツ医・科学に関するサポート活動もレスリング協会の強化委員会、スポーツ医科学委員会と一緒に行ってくれています。

 今回は、月刊国立競技場2005年7月号及びJISSのホームページ上のスポーツ医科学最前線に掲載されている「レスリングのサポート活動」について国立競技場並びにJISSの許可を得て紹介致します。執筆者の久保 潤二郎さん(現:平成国際大学)は、今年の3月末日まで4年間レスリングのサポートを熱心に行ってくれました。久保さんのお陰で様々なスポーツ科学の知見と、JISSとレスリング協会が共同で行うサポート活動のあり方が確立しつつあります。

 久保さんの後を引き継いでくれた榎木さんを始めとしたチームレスリングのスタッフは、競技を良く理解してくれている新進気鋭の科学者達です。今後も様々なサポート活動報告等をして頂く予定です。

JISSはレスリング以外にも多くの競技団体のサポート活動を行っているため、興味のある方は、下記のホームページをご覧ください。
http://www.jiss.naash.go.jp/ (スポーツ医科学最前線を参照ください)

データ(pdfファイル) ⇒ クリック


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