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2006年アジア大会　男子グレコローマン84kg級展望

05･06年アジア王者　キム・インサブ（韓国）

　【見どころ】

　前回の2002年釜山大会優勝の松本慎吾に連覇の期待がかかる。ライバルはその時の決勝で闘った金正變（キム・インサブ＝韓国）。05年世界選手権は５位、06年はワールドカップとアジア選手権で優勝しており、05年アジア選手権では松本が敗れている。松本の最大のライバルとなる。

　ほかに、ハサン・サマン・タフマセビ（イラン）が今年の世界選手権で３位に入っており、あなどれない存在になりそう。この３か国から優勝選手が出る可能性が高い。

　【出場が予想される選手】（組織委員会の発表に準じています。スタイルや階級は不明ですので、過去の成績や申告体重などから予想しました）

TAHMASEBI Saman（イラン）　　　　　　　　06年世界選手権３位
KIM Jung Sub（金正燮＝韓国） 　　　　　　05・06年アジア選手権優勝
ZAKHARCHENKO Vitaliy（カザフスタン）　 06年アジア選手権２位
ZDORIKOV Denis（ウズベキスタン） 　　　　06年アジア選手権３位
KENJEEV Janarbek（キルギスタン）　　　　05年世界ジュニア選手権優勝
　→FILAデータベースで「Kenyaev Janarbekと表記されている選手と思われる）
MA Sanyi（馬三益＝中国） 　　　　　　　　　 05年世界選手権12位
ABDULOEV Khabibullo（タジギスタン）
KUMAR Manoj（インド）

　《以下、フリーかグレコか不明》
ABDUL RAZAK Farkad（イラク）
SALIH Hassan（イラク）
ABUTABEEKH Yahia(ヨルダン)
EL HABECHE Ahmad（レバノン）
ZANDAVI Seyedabbas（カタール）
GHALIAH Salah（シリア）
CHAGNAADORJ Ganzorig（モンゴル）
RAHMAN Idrees（カタール）