【見どころ】昨年の世界一のあと、今年のアジア選手権（63kg級）とゴールデン・グランプリ決勝大会を制した正田絢子（日本）の力は飛びぬけていそう。
昨年２位のマリアンナ・サスティン（ハンガリー）は、ことし欧州３位。同１位は01年56kg級世界２位のルボフ・ボロソバ（ロシア）だが、63kg級へエントリーしている。同国からはアテネ五輪63kg級代表のナタリア・イワノバ（ロシア）が出場してくる。
05年欧州１位でゴールデン・グランプリ決勝大会２位のイダ・テレス・カールソン（スウェーデン）は55kg級にエントリー。同国からは、逆に世界ジュニア選手権55kg級３位のヨハンナ・マットソンが１階級上げて出てくる。
中国は、昨年55kg級で２位になったス・リフイがエントリー。04年には59kg級でアジア１位となっている選手だが、今年のアジア選手権は決勝で山本聖子（日本）に敗れている。恐れるには足らないだろう。
昨年３位の選手に代わって出てくる01年56kg級世界13位のエリン・トメオ（米国）は、優勝争いに加わるには実力不足か。
（写真は昨年の世界選手権表彰式。左から２位＝Sastin, Marianna（ハンガリー）、優勝＝正田絢子（日本）、３位＝Roberts, Sally（米国）、Aanes, Lene（ノルウェー）