国際レスリング連盟(FILA)の女子コーチ・クリニックがスタート【2007年11月16日】


コーチ・クリニックの開講式と初日の講義。 夕方はマットで実技指導。来賓を報道陣に紹介する福田会長。 FILAのマリオ・サレトニグ審判員長によるクリンチの説明。

 国際レスリング連盟(FILA)の女子コーチ・クリニックが11月15日、FILAのラファエル・マルティニティー会長(スイス)、マリオ・サレトニグ副会長(カナダ)、福田富昭会長(日本協会会長)らが出席して行われた。

 初日は開講式、講義のあと、女子世界合宿中の選手の練習に加わり、栄和人・女子ヘッドコーチ(中京女大職)の下でフリースタイルのクリンチの攻防を研究した。クリニックは18日まで行われる。

 この日は世界合宿とコーチクリニックに対して報道陣への公開練習が行われ、連勝街道をひた走る55kg級の吉田沙保里(ALSOK綜合警備保障)が「体重が58kg級まで増えました」と笑顔いっぱいで話すなど、五輪代表を決めた3選手を中心に元気なところをアピールした。

 アテネ五輪72kg級金メダリストの王旭(中国)は、63kg級の伊調馨(ALSOK綜合警備保障)にスパーリングを挑む一方、浜口京子(ジャパンビバレッジ)からのスパーリング申し入れに対しては、「なかなか受けてくれない」(浜口)と警戒心がありあり。報道陣のインタビュー要請も断り、神経質になっていた。



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