全日本女子チームが新潟・十日町で今年最後の合宿スタート【2007年10月12日】







 北京オリンピックの日本代表を事実上決めた女子3選手(48kg級=伊調千春、55kg級=吉田沙保里、63kg級=伊調馨、いずれもALSOK綜合警備保障)を中心とした女子の全日本チームが10月11日、新潟県十日町市の桜花レスリング道場で合宿をスタートさせた。11月には東京で中国などが参加を表明している世界合宿が予定されているが、同所では今年最後の合宿。

 世界選手権の疲れも取れたかどうか分からない時期での合宿だが、栄和人・日本協会ヘッドコーチ(中京女大職)は「周囲に何もなく、練習以外にすることがない。若手は全日本選手権へ向けて全力でぶつかってくるはず。世界選手権の代表選手だからといって楽な練習なんてきない」と、五輪代表選手にも“特例なし”を強調。「世界選手権での反省点をしっかりと確認し、来年へつなげるための練習にする。若手はオリンピック選手を倒す気持ちでやってほしい」と話し、エンジン全開の合宿になりそう。



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