史上最大の世界選手権が開幕へ【2007年9月17日】







 北京オリンピックの出場資格獲得をかけた2007年世界選手権は9月17日にアゼルバイジャンの首都バクーのヘイダル・アリエフ・スポーツアリーナで開幕するが、初日の男子グレコローマンの3階級はいずれも40人を超える選手がエントリー。3スタイルで約800選手が集うレスリング史上最大の世界選手権となることが確実となった。

 それに伴って運営のずさんさも発生。選手団が練習会場へ行くバスの時刻が宿舎のどこにも掲示されておらず、日本陣営からの指摘でやっと掲示されたり、16日午後3時から予定されていた3階級の計量が40分近くも遅れるなど。

 昨年6月にゴールデンGP決勝大会を開催し、その運営の稚拙さを理由のひとつとして一時は大会をはく奪されそうになったが、予想を上回る参加選手に組織委員会の機能がきちんと機能しないようだ。

 しかし、どの国の選手も同じ条件。日本選手はいずれも計量をパスし、五輪出場資格の8位以内を目指して臨戦態勢に入った。



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