世界選手権代表チームが会見【2007年9月13日】







 世界選手権の男子フリースタイルと女子の代表チームが9月12日、都内のホテルで会見し、北京オリンピックの出場資格獲得のかかる世界選手権への決意を話した(男子グレコローマン・チームはすでにバクーへ向かったため欠席)。

 選手が入場したあと、日本協会の福田富昭会長が「陸上、体操と世界選手権が終わり、日本選手の体力のなさが分かった。レスリングではそれらの競技に負けない成績を残し期待にこたえたい」とあいさつ。富山英明強化委員長(日大教)が「男子は100日合宿、海外遠征、高地トレーニングと全力を尽くしてきた。フリースタイルでは26年間、グレコローマンでは24年間、世界選手権の金メダルから見離されている。このあたりで巻き返したい。女子は全階級で金メダル目指す」と決意を語った。

 女子のアニマル浜口団長(浜口ジム)が、栄和人監督(中京女大職)のお株を奪うように「バクーででっかい肝っ玉をバクバク出せるようにしたい。ボケーとしていたら、バクッとやられる」と駄じゃれを連発すると、会場がドッと沸いた。

 現地から生中継をする日本テレビの丸山公夫・スポーツ局長は「アゼルバイジャンからの中継は全局を通じて初めてと思う。いい成績を残してほしい」とエールを送った。男子はCS放送のG+で放映され、女子は日本テレビ系列で放送される(詳細 ⇒ クリック)。

 その後、壮行会が日本協会関係者や日本テレビ関係者を集めて行われ、選手・コーチがあらためて必勝を誓った。

勝負の時を迎える世界選手権代表チーム。なごやかなムードの中にも緊張感につつまれていた。
スペシャルサポーターとして日本のスタジオから応援する島谷ひとみさんとともに。
締めは、「気合だ!」ではなく、島谷ひとみさんの応援歌「Neva Eva(ネヴァエヴァ)」にちなみ、ネバーギブアップ10連発。

壮行会で決意を披露する富山英明強化委員長。 日本協会の福田富昭会長は「壮行会は静かに、祝勝会は盛大に」とあいさつ。 プロボクシングの元世界ジュニアヘビー級王者の具志堅用高さんが選手を激励。


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