ドン・キホーテ杯第３回全日本ビーチ選手権（７月29日、東京・台場海浜公園）の特別ゲストに、プロ格闘家の山本“KID”徳郁選手（KILLER
BEE＝山梨学院大OB）と五味隆典選手（久我山ラスカルジム＝木口道場レスリング教室OB)が参加し、エキシビションマッチとして、それぞれ結成したチームによる対抗戦が行われることになった。山本“KID”徳郁（右写真）は山梨学院大時代の1999年に全日本選手権２位の実績を持ち、プロ格闘家に転進。修斗を経てK-1、HERO'Sで活躍し、2005年のHERO'Sミドル級（70kg以下）最強王者決定トーナメントで優勝した。今年１月には北京五輪出場を目指してレスリングに復帰し、全日本選手権に出場した。
五味隆典（左写真）は、本格的なレスリングの経験はないものの、木口道場でレスリングを学びつつ、98年に修斗でプロデビュー。2001年にウエルター級王者に輝いた。その後、PRIDEで闘い、2005年のGPライト級（73kg以下）トーナメントで優勝した。格闘技ファンの間では両者の対戦が“夢のカード”として望まれているが、闘う団体が違うため、実現は難しい状況。しかし、ともにレスリング界を盛り上げる気持ちを持っており、今回の大会に特別ゲストとして参加、エキシビションマッチのチーム対抗戦という形で顔を合わせることになった。
25日には都内で日本協会の福田富昭会長出席のもとで記者会見が行われ、大会に先立って両者が顔を合わせる予定。
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