女子48kg級の欧州チャンピオン、L・オーザク(ロシア)が自動車事故で重傷【2007年5月3日】







 ロシア・レスリング協会のホームページが伝えたところによると、4月の欧州選手権(ブルガリア・ソフィア)の女子48kg級で優勝したロリッサ・オーザク(ロシア=21歳)が、帰国直後に自動車事故に遭遇し、腎臓の1つを摘出し、肩も骨折するなど重傷を負ったこという。一時は生命の危険もあったようだが、現在は一般病棟に移り、最悪の事態は免れたもよう。

 オーザクは2003年の世界ジュニア選手権48kg級で優勝し、2004年アテネ五輪48kg級で5位。2005年には世界ジュニア選手権、シニアとジュニアの欧州選手権で優勝するなど、同級の第一人者。昨年はロシア代表をリリア・カスカラコバに譲ってしまったものの、今年欧州チャンピオンに返り咲いた。

 全治の期間は不明だが、生命の危機にも瀕する重傷だったことを考えると、今秋の世界選手権出場は厳しいと思われる。


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