嘉戸洋コーチが専任コーチを退任し、環太平洋大教員へ【2007年4月3日】







 日本協会の男子グレコローマン担当の専任コーチとして活動してきた嘉戸洋コーチ
(左写真)が3月末で同職を退任。岡山県岡山市に今年4月に開学した環太平洋大学の教員に赴任した。

 同大学はトップアスリートの育成を目指してスタートし、中四国初の体育学部のある大学。日本協会の福田富昭会長が体育会総括本部長を務める。開学と同時に女子レスリング部が発足し、福田会長が総監督、嘉戸氏が監督を務め、4月14日の「ジャパンビバレッジクイーンズカップ2007」(東京・駒沢体育館)にも新入生が出場する。

 女子柔道部の総監督は、1992年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦氏(日体大卒)で、各クラブのコーチングスタッフはそうそうたる顔ぶれ。

 なお、嘉戸氏は、来年の北京オリンピックまでは男子グレコローマンの全日本チームの指導にも携わり、これまで指導してきた選手の北京オリンピックでの金メダル獲得に尽力する。

 嘉戸氏の退任により、日本協会の専任コーチは、男子フリースタイルの和田貴広コーチと、女子の木名瀬重夫氏の2人となる。日本協会では、「せっかく3人の枠を認めてもらったのだから」と、遅くとも北京五輪終了後までには男子グレコローマンの専任コーチを探す予定。


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